はじめに|家を考えたとき、金融の勉強が必要になった
「金持ち」って聞くと、どんなイメージがありますか。
- 年収が高い
- いい車に乗っている
- 豪邸に住んでいる
- 生活水準が高い
昔の私は、こういうものが“金持ちっぽさ”だと思っていました。
でも家を買う(買うかもしれない)タイミングで、
住宅ローン、教育費、老後…を自分なりに独学で調べまくっていく中で、
気づいたら「金持ち」の定義が自然に変わっていました。
私が本当に欲しかったのは、見栄とかステータスじゃなくて、
家族が、お金のせいで選択肢を奪われない状態です。
- 家をどうするか
- 子どもの教育をどうするか
- 働き方をどうするか
- もしもの時にどう対応するか
この判断を、焦りや不安ではなく、
納得して選べる状態にしたい。
そのために必要だったのは、
“派手さ”じゃなく“土台”の話でした。
結論|私にとって金持ち=「資産がある状態」
結論から言います。
私にとって金持ちとは、「年収が高い人」ではなく、
“資産がある状態”の人です。
ここでいう資産は、ざっくりでOKです。
- 預金
- 投資資産
- 現金
- すぐには崩さないお金
大事なのは、見た目の派手さじゃなくて、
**「いざという時に選べる余裕」**があるかどうか。
年収が高い=金持ち、じゃない理由
年収が高いこと自体は、もちろん強い。
でも、それだけで金持ちになれるわけじゃありません。
理由は単純で、
年収が上がると、支出も上げやすいからです。
生活が膨らむのは、意志の問題じゃなくて自然な流れ。
そして一度上げた生活水準は、下げにくい。
年収=金持ちと思い込みやすい“典型例”が身の回りに多い
年収が高い=金持ち、というイメージって、
実は「なんとなく」じゃなくて、日常のいろんな場面で強化されています。
たとえば、こんな話をよく聞きます。
- 「勝ち組=年収1,000万円」みたいな空気
- フェラーリや高級時計など、派手な象徴
- 「経営者=金持ち」というイメージ
- 婚活で年収が重視される(プロフィールにも年収欄がある)
- 銀行の審査は必ず年収を聞かれる(住宅ローンでもまず年収)
こういう情報に触れていると、
年収=金持ち、と思い込みやすいのは自然だと思います。
でも、ここで一度だけ冷静に考えてみてください。
年収を聞かれる場面は多いのに、
年収とセットで「支出」を聞かれる場面って、ほとんどありません。
そしてもう一つ。
資産額を聞かれる場面も、意外と少ない。
もちろん銀行は審査で資産状況を見ることはありますが、
日常会話や世間の“勝ち組”の定義で、
「資産がいくらあるか」が中心になることはあまりない。
つまり社会全体が、
- 収入(年収)に注目しやすく
- 支出や資産には注目しにくい
というバイアスを持っているんだと思います。
だからこそ私は、
「金持ち=年収」ではなく、
“資産がある状態”を目指す方が家族にとって現実的だと感じるようになりました。
生活水準は下げにくい|だから最初から「身の丈」にする
生活水準って、上げるのは簡単です。
でも、下げるのは難しい。
- 便利さに慣れる
- 家族がその生活に慣れる
- 周りの環境もそれに合わせて変わる
だから私はこう考えるようになりました。
最初から“身の丈に合った生活”にしておく。
これは「我慢しろ」という話ではありません。
私は、欲しいものにはお金を使います。
でも興味がないものには、本当にお金を使いません。
たとえば服は、ほとんどユニクロで十分です。
(興味がないところにお金を使わない)
こういうメリハリの方が、長く続きます。
【図解指示】生活水準は上げるのは簡単、下げるのは難しい
- 折れ線グラフ風
- 上げる:スッと上がる/下げる:急に落とせない
- キャプション例:「生活水準は上げるのは簡単、下げるのは難しい」
資産が増えるかどうかは「収入−支出(黒字)」で決まる
ここがこの記事のど真ん中です。
資産が増えるかどうかは、結局これ。
収入 − 支出 = 黒字
黒字が積み上がれば、資産になる。
赤字なら、資産は減る。
当たり前の話なんだけど、
“金持ちっぽさ”に目を奪われると、ここが見えなくなる。
【図解指示】年収が高いのに資産が増えない人/年収が普通でも資産が増える人
- 2列の箱で比較
- 左:収入↑ 支出↑↑ → 黒字ほぼ0 → 資産増えない
- 右:収入→ 支出↓ → 黒字安定 → 資産増える
- キャプション例:「資産は“収入”ではなく“黒字”で増える」
ここからは2段階|①まず黒字化、②次に増え方を加速させる
このブログで伝えたいのは、いきなり投資の話ではありません。
順番が大事です。
私は「資産が増える仕組み」は、2段階だと思っています。
1段階目|黒字化して、資産がたまる“土台”を作る
まずやることはこれだけです。
- 家計を把握する
- 支出を整える(生活水準を上げすぎない)
- 毎月の収支を黒字にする
この黒字が、すべてのスタートになります。
ここができないまま投資の話をしても、
毎月の生活が苦しくなるだけです。
👉 黒字化の入口は「家計を把握すること」なので、
まずはここからでOKです。
(別記事:「家計を把握するための考え方」)
2段階目|黒字の一部を投資に回すと、資産の増え方が変わる
黒字が作れるようになったら、次の選択肢が出てきます。
- 黒字を貯金する
- 黒字を投資に回す
ここで資産の伸び方が変わってきます。
私は、長期で考えるなら
積立NISAのような仕組みで、分散されたインデックスファンドに積み立てる
(いわゆるドルコスト平均の考え方)
が現実的だと思っています。
細かい商品比較は別記事でやりますが、
ここで伝えたいのは、
黒字ができたら、増やし方の選択肢が持てるということ。
【図解指示】貯金だけ vs 積立投資(時間が効く)
- 2本の線
- 貯金:ゆるやかな直線
- 積立投資:じわじわカーブしていく線
- キャプション例:「同じ黒字でも“増え方”は変わる(時間が効く)」
私のルール|「先に積み立てて、残りで暮らす」でも金額は固定じゃない
私は基本的に、
先に“将来のための積み立て”を確保して、残りで暮らす
という順番で考えています。
ただし、ここで強く言いたいのはこれです。
積み立て額は、状況に応じて変えていい。
理由はシンプルで、
「今」という時間は、お金で買えない価値があるからです。
- 小学生の子どもと旅行に行けるのは今しかない
- 歳を取ってからだと体力が落ちて、海外旅行はしんどくなる
- 高級ステーキやワインは、おじいちゃんになってからだと体に負担になる
未来のために準備はする。
でも、今は絶対に犠牲にしない。
私はこれを、家計の大前提にしています。
だからこそ「家計の把握」と「シミュレーション」が効いてくる
積み立て額を増やす/減らす。
旅行に使う/使わない。
家を買う/買わない。
こういう選択を「気合」じゃなく「納得」でやるには、
家計の現状把握と、家計シミュレーションが必要です。
- いま黒字はいくらか
- どこに使うと満足度が高いか
- 何を優先したいか
- そのために将来はどうなるか
これが見えると、選びやすくなります。
次に読むなら、このあたりから
- まずは家計を見える化したい
→ 「家計を把握するための考え方」 - 家計簿を自動化して時間を取り戻したい
→ 「Money Forward MEを使った家計の見える化」 - 家計シミュレーションの考え方を知りたい
→ 「家計シミュレーションの考え方」 - 積立NISA(長期投資)をもう少し整理したい
→ 「積立投資の基本(インデックス・ドルコスト平均)」※今後作る記事
おわりに|家族の幸せを守るための「現実的な方法」
私にとって金持ちとは、派手な生活のことじゃありません。
家族が、お金のせいで我慢しなくていい状態。
選択肢を自由に持てる状態。
そのためにできる、いちばん現実的なことが、
- 生活水準を整える
- 収入−支出を黒字にする
- 黒字の一部を投資に回す(時間を味方にする)
- でも今を犠牲にしない(状況に応じて調整する)
だと思っています。
焦らず、でも確実に。
一緒に積み上げていきましょう。