こんにちは、アルです。
今回はマイホーム購入に向けて、避けては通れないお金の話をしたいと思います。
- マイホームを買いたいけど、自分はいくらの家を買えるのか?
- 買ったはいいけど今後の生活が成り立つのか不安だ。
こういった悩みを抱えていませんか?
私も家を買うとなった時、妻や子どもたちをお金の面で苦労させることにならないか不安になりました。
アルは分からないことがあると徹底的に調べます。
なんとかなるという言葉はあまり好きではないのです笑
お金のことも調べました。
そして将来の家計管理をExcelでシミュレーションしました。
徹底的に!笑
そりゃあもう、外資系保険会社からヘッドハンティングされるくらいに!笑
独学ですが、お金のプロにお墨付きをもらったやり方なので参考になると思います。
ExcelやNumbersで簡単な計算をするだけです。
決して難しくありませんので、ご安心下さい。
マイホーム購入を考えている人、購入してローン返済をしている人は必見です!
この記事を読むと、将来のお金の不安を少なからず解消できます。
目次
まず初めに、最も重要なことを言います。
それは、「人は一度上げた生活水準は簡単には下げられない」ということです。
この考え方は、家計のシミュレーションをする上でとても大事なことです。
よく芸能人なんかで、庶民には到底かなわない額の大金を手にしているのに自己破産している人がいますよね。
これがまさに典型例です。
このような事例は大金持ちにしか起こらない、自分たち庶民には関係ないことと思っていませんか?
ファイナンシャルプランナーの方から聞いた話によると、平均より少し上の収入の小金持ちが特に、生活水準を下げられず苦労するらしいです。
そういう方々は、収入が増えると生活水準を上げてしまいます。
生活水準を上げるのってとても簡単なんですよね。
家賃が高い家に引越したり、国産の自動車を外車に買い替えたり、ブランドものを身につけるようになったり、スーパーで買えば安いものを割高でコンビニで買ったり。。。
生活水準を上げるのはお金持ちか庶民かに関わらず、本当に簡単なんです。
しかし、収入が減った時に今までの生活を維持しようとします。
収入が減る時は誰にでも訪れます。
それは退職し年金生活に入る時です。
人生100年時代と言われる現代社会において、老後資金不足が起こりやすくなっており、老後2000万円問題という言葉も聞いたことがあるでしょう。
重要なのは、この先長い人生で自分が総額いくら稼ぐのか、それに見合った生活レベルはどのくらいなのかを見極めることです。
それでは、次からは家計シミュレーションの具体的な方法を教えます。
当たり前のことですが、超重要ポイントです。
要するに家計簿をつけるということですね。
手書きで家計簿をつける方法もありますが、今の時代は便利なツールが沢山あります。
私は家計簿アプリをお勧めします。
- マネーフォワード
- Zaim
私はZaimとマネーフォワード両方使っていました。
今はマネーフォワードのみ使っています。
このアプリについて詳しくは別記事でご紹介しようと思います。
家計簿をつけることで、以下のことがわかります。
- 今の自分の生活水準
- 無駄な出費
この2つが分かれば、まずは家計シミュレーションの準備ができたと言っていいです。
家計簿は最低でも1年分のデータが必要です。
一月単位の収支だけでは、突発的な出費が分かりません。
例えば車検代や旅行代、結婚式の祝儀とかも当てはまります。
また、月額いくら支払うようなサービスは1年分を一括で払うと割安になることが多くあります。
保険やNHKの受信料、Amazon primeなんかもそうです。
予想をする上でデータは多い方がより精度が良いシミュレーションができますよ。
私は元々夫婦で家計簿をつけていたので2年半分のデータを参考にシミュレーションしました。
次にするべきことは、今後の人生で何が起こるのかを洗い出すことです。
何にお金を使うかは、常に変化します。
わかりやすい例は子供の出産や教育費、親の介護のような、いつか起こるであろう未来の出来事です。
ライフイベントをしっかりと考えておくことで、将来思わぬ出費に苦しむことを防ぎます。
ネットで検索すると大体出てくるのでとりあえず自分に可能性があるものは全て洗い出しておくことをオススメします。
収入の予想は自営業やフリーランスで仕事をしている方は難しいかもしれません。
私は会社員なので、会社の給与体系を調べればある程度の年収は計算できます。
公務員の方も同じように収入の予想を立てやすいとでしょう。
ですが、ここで言いたいのは収入の予想を計算するという行為自体が大事ということです。
会社員や公務員、自営業の方でも精度が高い完璧な収入の予測値を計算することはできません。
なぜなら、例えば会社員であれば今の会社の給与体系は今後変わることがあるかもしれません。
自営業のほど不安定ではないかもしれませんが、会社員の年収は企業の業績に左右されますよね。
また、支出の予想については家計簿が大活躍します。
普段の生活費を把握することで年間の生活費はある程度精度が高い予測をすることができます。
また、先ほど書きましたが、ライフイベントを洗い出しておくことでこれから発生する支出を明確にすることができます。
例えば、子供の教育費は公立、私立や文系、理系といった条件毎に金額は調べればいくらでも出てきます。
私は親の介護費用、葬儀代も考慮してシミュレーションをしました。
ちなみに、私と妻の葬儀代もシミュレーションに入れました。笑
相談に乗ってくれたライフプランナーの方は感動していましたよ!
収入と支出の予想をしっかりとできれば、家計シミュレーションはもうほぼ完成です!
最後はこれまで計算してきた収入と支出をグラフで表現し、家計シミュレーションを見える化します。
ここで大事なのは、その年ごとの収支よりも、総資産額の推移です。
総資産額がマイナスになる場合は、見直しが必要です。
また、マイナスになったり、資産が最小値となる時期はいつかということも重要です。
私の場合は、長男が大学卒業、長女が大学入学する頃がもっとも資産が少なくなるという結果になりました。
資産が少なくなる、つまり家計的にピンチになる時期がいつかによって、お金の使い方、運用の仕方が変わります。
私はシミュレーションをしてみて、積立NISAは必要であるがiDeCoは不要という結論に至りました。
なぜなら、老後資金よりも子育て期の養育費の方が不安だからです。
家計シミュレーションはこういった気付きをくれます。
やればやるほど不安が解消するので、本当にオススメです!
また詳しいやり方については、記事を書きたいと思います。
これまで、家計シミュレーションについて説明してきましたが、番外編として私が大事だと思う考え方を書いて終わりにします。
大きな買い物をするとき、例えば車や家を購入するときに、私はこんなことを考えます。
それは、「今買おうとしているものはこの先の自分にとって本当に価値があるものか」ということです。
昨今、株式市場が好調で、投資ブームが巻き起こっています。
「FIRE」という言葉も流行っていますね。
私は、資産運用との付き合い方についても家計シミュレーションを行うことで学ぶことができました。
この話題についても後日ゆっくり記事を書きたいと思っています。
投資はギャンブル性が高いリスキーなものと、比較的安定的に資産を増やせるものがあります。
後者は年利でせいぜい3〜4%くらいです。
人によって投資の目的も様々だと思いますが、私は仕事が好きだし今が楽しいのでFIREを目指すつもりはありません。
積立NISAは老後資金というより、生命保険やインフレ対策としてやっています。
投資ブームに乗ってFIREを目指すのもいいと思いますが、こうして冷静に資産運用と向き合えるのも家計シミュレーションを徹底的に行なったからだと思います。
以上、家計シミュレーションについて書いてきました。
私と同様にマイホーム購入に向けて、金銭面で悩んでいる方の不安が少しでも解消されれば嬉しいです。