導入:最近、住宅ローンを50年に借り換えました。やって良かったです。
私は最近、住宅ローンを50年に借り換えました。
結論から言うと、やって良かったです。
理由はシンプルで、月々の返済が下がって家計の余白が増えたから。
この余白があるだけで、家計のストレスが一段階下がります。
そしてもう一つ。
私はこの余白を、原則として投資に回す前提で設計しました。
投資の複利を味方につけることで、長期では資産の伸び方が変わるからです。
ただし、ここを誤解されたくありません。
投資は目的ではなく、手段です。
資産は「不安を消すための道具」であって、増やすこと自体がゴールではない。
すでに積み立て投資のおかげで資産が十分に積み上がっていて、
「今を楽しみたい」と思えるなら、浮いたお金は投資せず、家族の体験に使う。
私はそのスタンスです。
つまり、
- 原則:浮いた分は投資へ(複利×時間が強い)
- 例外:資産が十分なら、家族の“今しかない時間”へ
この「選べる状態」を作りたくて、50年ローンを選びました。
結論:50年ローンは「投資の複利」を味方につけるために使うと合理的
住宅ローンを50年にすると、月々の返済額は下がります。
(※同程度の金利で返済期間を延ばす場合)
一方で、総返済額は増えやすい。完済時期も遅くなりやすい。
これは事実です。
それでも私が50年ローンを選んだのは、
返済を軽くして、その差額を投資に回せる設計に価値があると判断したからです。
しかも「借り換え」の場合は、これがより強く成立します。
なぜなら借り換えは、基本的に借入残高が固定で、調整するのは「期間」「金利」「条件」だからです。
わが家の前提条件(レンジ開示)
- 30代後半
- 片働き(配偶者は専業)
- 年収:1,000万円台前半
- 住宅ローン残高:6,000万円台後半
- 変動金利
- 繰上返済は基本しない方針
現状の月返済は20万円台。
借り換え後は15万円台まで下がる試算でした。
差額はおよそ5万円。
この5万円を長期で投資に回せるなら、資産形成のスピードは変わります。
感覚ではなく、エクセルで検証しました。
▶︎【50年ローン借り換えをエクセルで検証】(子記事リンク)
私の価値観:金持ちかどうかは年収ではなく「資産がある状態」
年収が高い=金持ち、ではないと思っています。
本質は、資産が積み上がっていく設計になっているかです。
- 収入 − 支出が黒字である
- それが仕組みとして続く
- 投資で時間を味方につける
この状態になると、不安は減っていきます。
そして私は「時は金なり」だと思っています。
だから家計も、努力で頑張るより仕組みにしたい。
50年ローンは、その仕組みの一部です。
50年ローン借り換えのメリット
① 月々の返済が下がり、「家計の自由度」が上がる
返済額が下がると、家計に余白が生まれます。
余白は、そのまま人生の選択肢です。
- 投資に回して資産形成を加速させる
- 教育費や家族の体験に使う
- 生活防衛資金を厚くして心の余裕を増やす
私にとってのメリットは、返済が下がること自体ではなく、
家計の自由度が上がることです。
② 新規でも借り換えでも大事な視点:「同じ借入額」なら50年のほうが投資と相性がいい
ここは前提を間違えると危険なので、はっきり書きます。
50年ローンの本来のメリットは、
借りられる額を増やすことではありません。
同じ借入額なら、35年より50年のほうが月々の返済は下がります。
そして、その差額を投資に回せます。
つまり、
- 借入額を増やすために50年を使う → 危険になりやすい
- 同じ借入額で月々を下げるために50年を使う → 投資前提なら合理的
ここまでは「新規で借りる人」にも当てはまる話です。
そして、借り換えの人にこそ、なおさら相性がいいと私は思っています。
借り換えは、すでに借入残高が決まっていて、
あとは「金利」「期間」「条件」をどう組み替えるかの話です。
つまり、借り換えは最初から
“借りる額を増やす”誘惑が入りにくい
→ その分、50年のメリット(返済を軽くする)が純粋に効く。
だから私は、借り換え検討中の人にこそ、
50年ローンという選択肢を一度ちゃんと検討してほしいと思っています。
【重要】新規で50年ローンを選ぶときは、特に注意が必要です
広告ではよく、
「35年では届かなかった家が買える」
「50年なら理想の家に手が届く」
といった表現が使われます。
私は、これは危険だと思っています。
まずやるべきは家計シミュレーションです。
子育て期は支出が重く、教育費は大学でピークになります。
でも子どもが自立すると支出は大きく減ります。
年収は年齢とともに上がっていくケースも多い。
つまり、家計には「きつい時期」と「楽になる時期」がある。
この波を知らずに借入額を増やすと、家計が耐えられません。
▶︎【家計シミュレーションの全体像】(内部リンク)
▶︎【STEP1:まずは予算を把握する】(内部リンク)
借りられる額ではなく、無理なく回る額で家を選ぶ。
ここを外すと、50年ローンは武器ではなくリスクになります。
デメリットはある。でも、シミュレーションしていれば不安は小さくなる
50年ローンのデメリットとして挙がるのは、
- 総返済額が増える
- 完済が遅くなる
この2つです。事実です。
ただ、私はこのデメリットをそこまで重く見ていません。
理由は、投資を織り込んだ家計シミュレーションで資産の伸び方を確認しているからです。
多くの家庭は、シミュレーションすると気づくはずです。
- 子どもが小さいうち〜大学までは家計が一番きつい
- 大学で教育費はピーク
- その後は支出が一気に減り、黒字が増えやすい
そして、その黒字を投資に回していれば、複利が効いて資産が伸びる。
この流れを数字で見てしまうと、老後の心配はかなり薄くなります。
未来は100%ではありません。
だからこそ、感覚ではなく数字。私はこのスタンスで判断しました。
銀行選びは「条件」で決まる
住宅ローンの銀行選びは、最終的には数字と条件で決まります。
私が重視したのは、次の項目です。
- 金利
- 借入可能額
- 借入期間
- 手数料
- 団信の内容
この条件を総合的に見て、合理的に判断しました。
実際に、複数の銀行で審査を進めました。
- PayPay銀行
- auじぶん銀行
- 楽天銀行
- イオン銀行
やり取りの中で、必要書類の量や手続きの煩雑さに違いはありました。
正直に言えば、面倒だと感じた銀行もあります。
でも、それは決め手ではありません。
手続きが大変でも、条件が良ければ選ぶ価値はある。
逆に、手続きがスムーズでも、条件が合わなければ選びません。
最終的に判断材料になるのは、提示された金利・期間・借入額・団信・総コストです。
▶︎【50年ローン借り換え|4行比較レビュー】(子記事リンク)
(借り換えを検討している方は、複数行に仮審査を出して条件を並べるのが王道です)
▶︎【住宅ローン比較・相談サービス】(アフィ導線)
まとめ:50年ローンは「投資×時間」で家計の自由度を上げる手段
- 返済を軽くする
- 家計の余白を作る
- 原則は投資に回して複利を効かせる
- ただし資産が十分にあるなら、家族の“今しかない時間”に使う選択もできる
私は、投資の複利があるからこそ、50年ローンを選びました。
でも最終目的は投資ではありません。家族の幸せです。
次の記事では、エクセルで検証した具体的な数値(返済額・総返済・差額)を公開します。
▶︎【50年ローン借り換えをエクセルで検証】(子記事リンク)